「起業は現在の仕事を辞めてからでは遅いと思います。出来れば、現在の会社に在籍する間、仕事をしている間の休日、祝祭日を準備期間にします。起業の準備を始めると休日の過ごし方が、まるで変ります。それまでは何となくテレビを見て過ごした長い一日が、凄いスピードで終わってしまいます。毎日見慣れた通勤の景色も一変します。事業を行う意識を持つと、物やサービスの値段、コンビニで隣の人がなぜあの弁当を選んだかまで気になり始めます。現在の会社のムダも急に目に付くようになります。退屈しません。」

・休日、土日は起業準備に最も適した時間です。特にまだ現在の会社に在籍していたり、仕事をしている場合は、期待と不安が入り混じり非常にエキサイティングなものとなります。自然と早起きして、机に向かう時間や外出する時間が増えることになります。

・準備に入れば、奥さんや旦那さんも、そんな、あなたの変化を遅かれ早かれ、気付くはずです。早い段階から、家族に「こんな事を考えている」と相談しておきます。
心配そうな反応が返ってきて、起業の準備期間とは別に、家族へ説明する、説得する期間を長く取らなければならなくなる場合もあります。ある日、突然、起業を宣言されて「はい、そうですか」という奥さん、ご主人の方が珍しいのではないでしょうか。

・本屋に行って、本ブログの様な起業本に目を通したりする他、これまで足を止めなかったジャンルの本を覗くと、これから始めようとするビジネスのヒントが発見できるかもしれませせん。中小企業の経営、会社の仕組みに関する書籍のほか、会計や簿記の本、インターネット関連の本などを参考にします。

ここで重要な事は、会計など、最初は知らなかった事、やった事のない事、分からない事だらけだと思うかもしれませんが、「習うより慣れろ」と考えて深刻に考える必要はありません。世の多くの自営業や商店でも日々、普通にこなしている事柄ですから、あなたに出来ないはずはありません。

・またインターネットで、これから始めようとするビジネスに関連するページを一通りチェックして、ブックマーク（お気に入りのページに登録）しておきます。業務、仕事をする上で役に立ちそうなサービス、アプリなども調べておきます。

・準備期間の段階で是非、一つお勧めしたい事は、この時期から常に小さなメモとペンを手元におき、気付いた事を書き留めておく習慣を身に付ける事です。すぐ起業の準備を始めると実感しますが、寝る前やお風呂の時間でも、ふっとアイデアや調べる事などが頭に浮かぶようになります。
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