「この本を読まれている方はある程度の社会経験を積み重ねて来た事だと思います。実際の実現性は別にして、何がしたい、今後はどのように過ごしたいかはすでに決まっているはずです。もし何もアイデアがない場合、まだ、起業する段階ではありません。」

・事業の内容は「やりたい事」、「好きな事」、「やってきた事」の何れかになる事がほとんどでしょう。この本を読む段階では、決まっている場合もあるでしょうし、迷っているかもしれません。

・何をするかという事と同様に重要な事は、どのように仕事を進めたいかという事です。これは、これまでの様に朝から晩までフルタイムで働きたい、一日数時間のんびり働きたい、休む日を多めに取ってメリハリをつけたい。気が向いた時に働きたい、と様々ですが、あなたが決められます。

・また、目標や目的も人により、大きく違います。小さなビジネスでも楽しんで働きたい。大きく成長させたい。利益がそこそこでも赤字が出ないように堅く続けたい、上場させたい、などです。

・どのように利益を出すかという事も考えおく必要があります。いわゆる、ビジネスモデル(利益を出す仕組み)は、どのような形かという事です。

いずれにせよ、何を、どうして、どのようにと決まれば、自ずと仕事の進め方も決まってくるものです。

もし、どれも決まっていない、決められないという人は、まだ、起業する段階ではありません。〝起業することが目的〟となってはうまくいきません。もう少し、考えを整理して、何をやりたいのかハッキリさせてから、始めるべきだと考えます。

いろいろアイデアがあるが決め兼ねているという場合は、自分の「自信のある事で勝負する」のが良いと思います。起業は何回も出来る機会は少ないので、後で悔いの残らないようにします。
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