「支払い条件、契約更新、調停裁判所が大事なのは、いずれにせよ大きなトラブル、突然のトラブルにならないため、もしくは仕事を計画的に進めやすくするために重要な部分だからです。問題が大きくなった時に、東京で仕事をしているのに、裁判にアメリカまで行かねばならない事などナンセンスです。」

・契約書は真似して作ったり、一部を修整して使う事で問題はありませんが、本業の支払いや契約期間に絡む事項は慎重に考えます。支払条件では、どのような場合、支払われないのか。契約期間や契約更新の条件では、契約更新は自動更新なのか、契約満期の都度、契約を締結し直すのか。契約解除の条件やその時期はいつまでなのか。何か疑義が生じた場合の仲裁裁判所はどこなのか、等という部分の事柄です。

・ビジネスの世界では、契約は交渉と同義語ですから、契約の締結は両社納得の上、締結したいものです。ただ、現実にはあなたが駆け出したばかりの小さな事業者の場合、大きな顧客や取引先は、契約条件を自社に有利に締結出来るように条件交渉を行ってくる事が想定されます。
こちらの提示条件で押し通すのか、どこまで譲歩するのかは、あなたのサービスや業務のクオリティ、自信の度合い等を考慮して、どの位、強気で臨むのか判断します。
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