「どのような印象を与えれば、ビジネスに結び付きやすいかを考えて、自分の
身なりを考えます。カッコ付け過ぎず、ズボラ過ぎず、清潔感は欠かせません。もちろん、仕事、商品で勝負するのだから、関係ないと考えるかもしれませんが、人間、外見や第一印象に左右される場合が多いのも事実です。あたなもTシャツ、ジーパンの人から金融商品を買う。Yシャツ、スラックスで調理するラーメン屋に入るのに躊躇するのと同じです。」

・身なりを清潔にする、TPOをわきまえるというのは、あえて説明するまでもない事です。この場で補足しておきたいのは、人からどのように見られているか、客観的な視点が必要です。若い時であれば、その時の流行に敏感であったり、外見を気にする事が多かったわけですが、ある程度キャリアを積んだ、この本の読者においては、すでに自分のスタイルが固まっている方が多いはずです。

ここで大切なのは、日頃の仕事の恰好(ビジネススタイル)とこれから始めるビジネスとの間に違和感がないかという事です。これは、自分の性格がなかなか自分では分析できない事と同様、客観視するのが難しいポイントです。出来れば、奥さん(旦那さん)、親しい友人に率直な意見を求めてみます。
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