「マナーというのは業界によって異なるものです。あなたがこれまでの仕事の延長上で起業する場合は問題ありませんが、違った分野で仕事を始めた場合は、その業界のマナーを勉強します。芸能界では夜中でも『おはようございます』と言うようです。」

・ここで申し上げたいのは、長年、社会人生活をされてきた読者は、仕事におけるマナー、挨拶の仕方や仕事の進め方に関する長年の慣行が固まっているはずです。
あなたが、これまでの仕事の延長上で起業するのであれば、それはそのままでいいかもしれません。しかし、新しい仕事や経験した事のない分野での起業を目指すのであれば、これまでの常識は見直す必要があります。特に発注、出入金、納品時期など仕事の慣行は事業計画や資金繰りを計画する前から知らべておくべきです。

・契約書をその都度かわす仕事もあるかもしれませんし、本契約書(マスター契約書)を作成して、その後は覚書、もしくは注文書だけで仕事を進める仕事もあるかもしれません。代金の回収や支払いのタイミングも、半分前払い、先払い、後払いという様に違うかもしれません。これは資金繰りを考える上でも大事な部分です。

・もちろんニュービジネスでの起業という事であれば、あなたが決められる部分も多くありますが、一般的に起業したてのビジネスでは、顧客や取引先の慣行が優先されるのが現実です。

・出来れば、これから始める業界に詳しい人にマナーや業界特有の慣行などを教わる機会を作りたいものです。
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