「スタッフの増員は、まずはアルバイトを時給で募集する。学生、主婦が適当です。」

・自分では手が回らないという状態となった時、まずは学生や主婦(主夫)のアルバイトを使う所から始めます。時給いくら一日何時間というベースで、異なる曜日や時間帯という振り分けで、二人ぐらいを同時に採用するのが安全です。
アルバイトはあくまでアルバイトですから、勉強が忙しくなり急に辞めてしまう、子供が発熱して来られないという事態も起こります。ある業務を一人のアルバイトに任せきりでは、何かの理由でそのアルバイトがいなくなった時、また仕事を一から覚えさせなければなりません。とくに、主婦(主夫)をアルバイトで採用する時は、残業の出ない仕事を担当してもらいます。家事をこなしつつアルバイトに来ているわけですから、終業時間が読めない職場は長続きしません。

・採用するとき多数の募集があり、履歴書を見る機会が出てきますが、あくまで面接重視で履歴書を当てにしない事が肝心です。これは社会経験豊富な本書の読者の方であれば重々、承知の事だと思いますが、学歴と仕事のできる、できないは、あまり関係ありません。特に顧客や取引先と相対する仕事を任せる時は、面接での受け答えや印象を重視すべきだと考えます。

・複数の業務でアルバイトを採用する場合は、本人の適正を見極めて、手伝う仕事を割り振ります。インターネットに詳しい学生のアルバイトであれば、インターネットやパソコンに関連した仕事を任せることで、社外にアウトソースする場合よりコストが何分の一に抑えられる場合もあります。

・また、アルバイトが学生などで社会経験がない場合は、本人のためにも会社のためにも、僅かな時間を割いて社会人教育を行います。社会経験が無いという事はまだ真っ白なわけですから、時間厳守の事、挨拶の徹底など社長だから言える社会人マナーを教えます。
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